三条市は1日午前9時、三条市除雪対策本部を解散した。設置期間は2月10日から21日間で、昨年の1月29日から2月16日まで19日間設置より2日間長かった。
午前8時45分過ぎに対策本部会議を招集し、本部長の国定勇人市長が解散を宣言した。市内の積雪量が減少し、新潟地方気象台の1カ月予報でも今後の降雪は少ないと見込まれるため、解散を判断した。
国定市長は、「長い間、連日、除排雪の作業に従事していただきましてありがとうございました。大変お疲れさまでした」と、昼夜を問わない対応をねぎらった。
除雪対策本部は、昨年に続く2年連続の設置だった。3月1日現在、今冬の最深積雪は2月10日の118センチ(三条市消防本部南分遣所観測)で、市街地でも1メートルを超える積雪となり、昨冬8回だった市内の一斉除雪は、2倍以上の18回となった。
この日午前9時の積雪は67センチ。今後の除雪や排雪に関する業務は、本部設置前と同様に建設部土木課で対応する。