燕市民が主役の「元気磨きたい」が、元気を増進させるプロジェクトを立ち上げて1年間、取り組んだ成果を市民から体験してもらう「元気まつり2012」を3日午後1時半から燕市吉田産業会館で開くので、市民の参加を呼びかけている。
今年度、立ち上げたプロジェクトは「花☆はな宅急便」、「劇団 花咲か でんでん(むし)」、「燕の男性を元気にする会」、「スマイル食LOVE」、「つばめGO!GO!バスツアー」、「にこっち体操」、「にこっちウォーキング燕」、「健笑にこにこ運動TAI」、「ぽかぽかパークdeこんにちは」の9つ。それに佐渡市から参加の「しまびと元気応援団」を加えた10のプロジェクトを体験してもらう。
オープニングのあと、10のプロジェクト体験会をいっせいに午後2時10分から、2時45分から、3時20分からの3回行う。参加した人は各回、好きなプロジェクトを選んで体験できるというわけだ。最後にクロージングを行い、4時半に終わる。
市民主役の健康づくりをと2008年3月に燕市健康増進計画「磨け!磨け!元気プランつばめ」が策定された。健康といういうと病気と対になっているイメージが強いが、大切なのは病気と元気のバランス。病気の予防と同時に元気を増進する必要があるとして、市民を中心に構成する「元気磨きたい」が発足し、今年度で4年目になる。
年度ごとにプロジェクトを立ち上げ、必要なら次年度も継続するプロジェクトもある。各プロジェクトの活動内容を市民に周知する一方、来年度の「元気磨きたい」への参加募集をと昨年から「元気まつり」を開いている。
昨年は約200人が参加があり、ことしはさらに集客に力を入れている。現在、会員は60歳代の女性が中心だが、男性の会員も増えている。「最初から最後までいてもらえると、より楽しいはず」と担当の市健康づくり課。「来年度は自分もやってみたいと思うような人も待っています」とまずは体験への参加を呼びかけており、同課あげて元気まつりの準備を進めている。問い合わせは燕市保健センター(電話:0256-63-4001)か、燕市吉田保健センター(電話:0256-93-5461)、燕市分水保健センター(電話:0256-98-6112)へ。