15日で改修工事が終わる通称「水道の塔」、旧配水塔=水道町1=が1日夜、工事用照明に照らされて図らずも見事なライトアップで演出された。
これまでの工事は建物全体を足場と白いシートで覆った状態で行われ、まるでキッチンペーパーのようだった。その間は足場の内側を照明で明るくして作業が行われていたが、1日は足場の撤去がほぼ終わり、夜間も作業を続けるために地上に設置した照明灯で水道の塔が照らされた。
修復で化粧直しされた水道の塔が夜空に浮き上がり、燕市総合文化センターで働く市職員も「おっ!」と思わず声を上げた。市でもライトアップする計画があり、工事業者に先を越されてしまったが、思わぬ春の夜のプレゼントにみとれていた。