燕市民が主役の「元気磨きたい」が、元気を増進させるプロジェクトを立ち上げて1年間、取り組んだ成果を市民から体験してもらう「元気まつり2012」が3日、燕市吉田産業会館で開かれ、参加した300人余りは次々とプロジェクトをはしごして体験し、「元気まつり」の名にふさわしい盛り上がりだった。
「元気磨きたい」の会員139人が今年度、立ち上げた9つのプロジェクトに佐渡市から参加の「しまびと元気応援団」を加えた10のプロジェクトの体験ブースを会場に設営。午後から35分間ずつ3回、体験を行って来場者から好きなプロジェクトに参加してもらった。
プロジェクトは寸劇や軽い体操や踊り、昔遊び、ミニゲームなど誰もがすぐにその場で参加できるものばかり。各プロジェクトは職員と市民が一緒に手作りでに飾り付けし、季節外れの文化祭とでもいうようなにぎやかさだった。
会員はそれぞれが担当したプロジェクトを体験してもらおうと、来場者を呼び込みにも懸命だった。参加したのは年配の女性が中心。3つのプロジェクトしか参加できないため、興味があるプロジェクトや来年度の参加を考えているプロジェクトを選んで時間を惜しんで体験していた。
2008年3月に燕市健康増進計画「磨け!磨け!元気プランつばめ」が策定されたのに伴って市民が主役となって市民の元気の増進をと「元気磨きたい」が発足。昨年に続いて「元気まつり2012」を開いたもので、参加は昨年の200人の5割増しだった。