三条削ろう会(馬場政行会長)は1日、国定勇人三条市長を表敬訪問し、5月4、5の2日間、三条市厚生福祉会館周辺で昨年に続いて三条マルシェとのコラボイベントを行い、千利休が唯一残した茶室といわれる京都大山崎町の国宝「待庵」の骨組みを再現し、上棟式までを行う斬新な計画を話した。
三条削ろう会の馬場会長と山崎善史代表、マルモ建設(株)の田中茂昭さん、表千家流梅田社中の梅田トシ子さんの4人が市役所を訪れた。
同会は昨年5月、「東日本大震災復興祈願・三条記念事業」として、御柱建てを行った。ことしは、京都府大山崎町の妙喜庵にある国宝の茶室の再現を計画。室内は2畳のの小間の茶室の原点とも言われているという。
馬場会長は、建前までを行い、国定市長にも建前の餅まきをしてもらいたいと話すとともに、イベント終了後に公共施設に設置し、完成させることができないかなどと話し、検討してもらうこととした。