三條機械スタジアムの指定管理者の(株)丸富=本社・三条市若宮新田=は5日、2月に開いた2つのイベントで行ったチャリティーオークションの売り上げすべて7万4,600円を昨年の7.29水害で被災した人たちのために役立ててほしいと三条市に寄付した。
午後1時に同社の体育施設管理士の荒井信幸さんとアグリ事業部の橘真一さんの2人が市役所を訪れ、国定勇人市長に善意を手渡した。
同社は2月11日に下田地区のスポーツ交流センター「はやぶさ」で元サッカー日本代表の森島寛晃さんを講師に三条市下田地区水害復興支援「夢は必ずかなう」モリシサッカー教室、26日に三條機械スタジアムで三條機械スタジアム感謝祭2012を行った。
それぞれの会場でチャリティーオークションを行った。サッカー教室では150人が来場し、講師の森島さんがアンバサダーを務めるセレッソ大阪のグッズなどをオークションに。三機スタジアムの感謝祭では、アルビレックスB.C.選手のユニフォームや高津監督のサイン入りキャップをオークションし、2つのイベントの売り上げをすべて寄付に充てた。
国定市長は多くの善意に感謝するとともに、同スタジアムを有効に活用してほしいと話し、6月にウエスタンリーグの阪神対中日戦、7月にイースタンリーグのヤクルト対巨人戦が行われると聞き、その成功も願った。