燕のご当地映画『アノソラノアオ』を制作する「はばたけ燕実行委員会」(委員長・細川哲夫燕商工会議所副会頭)は、3月末の公開を前に10日、燕市文化会館で出演者によるトークショーをまじえた関係者特別有料試写会を開くのに伴い、一般の人も当日先着300人限定で試写会特別料金で参加できるので、鑑賞を呼びかけている。
試写会特別料金は一般1,000円、小学生以下500円。当日午後1時から1時50分まで参加を受け付ける。定員になりしだい受け付けを終わる。
2時から鈴木力燕市長、細川実行委員長があいさつのあとトークショー。ナシモトタオ監督と主演の中山麻聖さん、三田村邦彦さん、相沢まきさん、それに地元オーディションでヒロインを演じた納谷美咲さんが出演する。
その後、上映に移る。また、本公開のチケットを限定コラボスプーンの特典付きで販売する。スプーンは実行委員会がノベルティとして1,000本製作したもの。ステンレス製のカレースプーンサイズで、燕市の市章と『アノソラノアオ』のロゴを「X」で結んだデザインをスプーンの柄にレーザーマーキングしてある。
『アノソラノアオ』は燕市を舞台にキャストは新潟県にゆかりの俳優や地元オーディションを行って起用した。平成16年7月新潟・福島豪雨を背景に7・13水害で母を亡くしたことを受け入れられない青年が過去と今の自分を見つめ直すことで心の穴を埋めようとするストーリー。「MADE IN TSUBAME」ともいえるご当地映画で、2月に開かれたゆうばり国際ファンタスティック映画祭の「ゆうばりチョイス:日本映画」にエントリーした。昨年末に開かれた主要関係者試写会では、上映時間2時間7分だったが、1時間50分余りに短縮されている。
3月31日から映画館「ユーロスペース」=東京都区渋谷区=を皮切り全国ロードショーがスタートする。関係者特別有料試写会に関する問い合わせは「アノソラノアオ」製作委員会のアシスタント・プロデューサー霜鳥さん(電話:090-7873-7190)へ。