燕三条プライドプロジェクトが初出展した国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN 2012」が6日、千葉県・幕張メッセで幕開きした。会場は人であふれ、農産物を通じて「燕三条」をアピールする燕三条プライドプロジェクトのブースにも大勢が立ち寄った。
国内外の合わせて75カ国・地域から国内約1,000社、海外約1,400社の計2,400社が参加。新潟県は県や新潟市も出展している。
燕三条プライドプロジェクトのブースは、「燕三条ブランド」のロゴマークと同じ緑と白を基調に、バックパネルに平成24年度に取り組む燕三条「畑の朝カフェ」のイメージ写真で飾ってPRした。
燕三条地域のパンフレットを配布し、燕三条産の「料理天国100選」に選ばれた西洋ナシ「ル レクチエ」とブドウ「シャインマスカット」のドライフルーツを展示。さらに、「ルレクチェ」とコマツナ、レモンをミックスした淡いグリーンのフレッシュジュースをその場で作って来場者に試飲してもらい、燕三条地域が多品目産地であることをアピールしている。
初日は飲食業や流通業のバイヤー、観光業者など幅広い業界の人たちが足を止め、「コマツナのジュースなの?、おいしいね」、「畑で?、カフェ?」とユニークな取り組みに関心を示す人や、年末が出荷最盛期の「ルレクチェ」に「今ころあるの?」と春のルレクチェに驚く人もいた。
また、あわせて展示した燕市・玉川堂の鎚起銅器のテーブルウエアや鎚起銅器とガラスをコラボレーションさせたワイングラスに興味を持つ人もあり、燕三条プライドプロジェクトのメンバーも手応えを感じていた。会期は9日まで、一般は入場できない。