東日本大震災からちょうど1年になる11日、三条市では総合福祉センターで追悼式典、燕市では第4回交流会が行われ、震災で犠牲になった人たちを追悼する。
三条市では、午後1時から総合福祉センター内にある避難者交流拠点施設「交流ルームひばり」の企画で「がんばって 生きっぺ! 東日本大震災から1年ー鎮魂・感謝ー」と題して追悼式典が行われる。
市内に避難している人のほか市民の参加も呼びかけ、地元の三小相承会による三条太鼓、きよ里 with トシ遠藤による三線と歌のアトラクションのあと、震災発生時刻の2時46分から黙とう。続いて被災者代表の言葉、国定勇人市長の追悼の言葉、献花、風船飛ばしを行って3時45分に終わる。風船飛ばしでは、風船に願いや思いを書いた短冊を下げて飛ばす。
燕市では、午後0時半から燕市温泉保養センター「てまりの湯」で燕市被災者サポートセンターが第4回交流会「3.11の集い」を開く。市内に避難している人たちを招待し、交流してもらおうという企画。参加費無料で昼食弁当付き、入館料込みで無料で入浴できる。
市内に避難している人のうち31人が参加し、鈴木力市長も出席し、2時46分から黙とうを行う以外、とくにアトラクションは行わず、語らいの場としてもらう。
また、三条凧協会では11日午後2時46分にあわせて三条競馬場跡地で東日本大震災追悼凧揚げを行う。宮城県の仙台凧の会が凧仲間に呼びかける「凧・絆プロジェクトー全国(世界)同時復興・慰霊凧揚げ」に参加する形で行い、当日は温かいものを先着100人にふるまう。雨降りなら中止。