9日から11日までの3日間、燕市のアンテナショップ「えちご燕物産館町田店」=東京都町田市原町田=で開店2周年記念フェアが開かれるのにあわせて、分水おいらん道中PR隊のマスコットキャラクターをデザインしたグッズの限定先行販売が行われる。
グッズはクリアファイル1枚、シール1枚、缶バッジの大1個と小1個をセットにして500円で販売。クリアファイルと缶バッジの小は2種類のデザインがあり、その組み合わせでセットも2種類あり、2セット買えばコンプリートできる。
シールは昨年に続いての作成で、クリアファイルと缶バッジは新アイテム。1種類20セットの限定販売だ。また、今回は分水おいらん道中のパンフレットはもちろん、燕市の観光PR資料の配付も行う。
分水おいらん道中PR隊は、ことしも4月15日に燕市大河津分水で行われる分水おいらん道中のマスコットキャラクター。東日本大震災の影響で中止になったが、第70回の節目となるはずだった昨年の分水おいらん道中を前に燕市分水地区観光協会(田中公一会長)が作成した。
キャラクターは、いずれも大きな目をきらきら輝かせた、おいらんの「きららん」と、行列でそのそばにつく、かさ持ちの「かさもちーたー」、ほうかんの「ほうかんがるー」の3種類ある。
1年遅れでの本格デビューとなるが、「災い転じて福となす」で昨春、「きららん」の公式ツイッターアカウントを開設。短歌をツイートしたり、鳥の「ツバメ」の意味の「Swallow」をもじって燕市とかけて語尾に「すわろう」とつけたりして人気を集め、8日までに2,600人を超すフォロワーを集めている。さらにフェースブックページも開設し、SNSをフルに生かした情報の受発信でこれまでにない分水おいらん道中のPRを展開している。
フェアは午前10時から午後7時まで、最終11日は午後5時まで。包丁研ぎ直し実演や笹(ささ)団子、新潟銘酒の販売、日替わり先着プレゼントなどが行われる。問い合わせは同店(電話:042-850-8283)へ。