9日午後、燕市内の高校に爆破予告があり、校内を捜索したが爆破物は見つからなかった。同校には昨年も同じ日に悪質ないたずらとみられる爆破予告があった。
燕署の発表では、9日午後2時35分ころ燕市吉田東町、県立吉田高校に男の声で10分後に爆破するという内容の電話があった。同校職員と燕署員約20人を動員して校内を探したが、爆発物は見つからず、4時17分に捜査を終わった。
この日は同校で合格発表があり、爆破予告があったころは一部の部活動などで残っている生徒を除き、校内は何人かの職員がいるだけだった。昨年も同じ3月9日の午後、同校に同様の爆破予告があった。昨年は同校で高校入学試験が行われている最中で試験を一時中断して受験生を避難させる騒ぎとなったが、犯人は見つかっていない。
ちょうど1年たった同じ日の爆破予告に同一犯の可能性もあり、同署では捜査を進めている。