3月の「シートベルト・チャイルドシート着用強化月間」に加えて11日までの県警「死亡事故抑止緊急シャットアウト作戦」にあわせて9日、三条市、三条署、三条市交通安全協会は市役所栄庁舎前の道路に交通安全指導所を開設し、安全運転を呼びかけた。
午前9時半から開設し、三条市4人、三条署3人、三条市交通安全協会の各支部から20人の計27人が参加。三条市から長岡市方向に向かう車線を通る車を止めて、シートベルト・チャイルドシートの着用や交通事故防止のチラシとポケットティッシュを手渡しながら、交通安全を呼びかけた。
反対車線では、「シートベルト着用!!」を1文字ずつ書いた看板を9人が1枚ずつ持ち、通行車両のドライバーの視覚に呼びかけた。
シートベルト・チャイルドシート着用強化月間は、毎年3月と9月の2か月間を強化月間としている。「死亡事故抑止緊急シャットアウト作戦」は、三条市でも6日に軽トラックを運転していた55歳の男性が死亡する事故があったのをはじめ、2月から県内で交通死亡事故が多発したのを受け、2日から11日までの10日間行っている。
配布したちらしでは、高齢の歩行者には、道路を渡りきるまでよく安全を確かめること、夜間は夜洸反射材を身に着ける。ドライバーには、朝・夕の時間帯はとくに漫然運転は危険で、常に警戒し、危険を予測して運転することをはじめ。夜間の早めのライト点灯、交差点では車も自転車もしっかりと待ってはっきりと安全確認をすることなど注意を呼びかけた。