14日は前夜来の雪が朝方にかけて降り、三条市消防本部南分遣所観測の午前9時の積雪は前日より15センチも増えて35センチとなった。
朝は住宅の屋根や道路も真っ白になった。明け方の最低気温は-0.2度で、8日の-0.4度以来6日ぶりに1日の最低気温が0度を下回る冬日となった。
しかし、日中はみるみる青空が広がって昼前にはほぼ快晴。気温も上がり、午後5時までの最高は7.7度と明け方の冷え込みを取り戻して平年並みの陽気になった。
前日13日に続いて朝起きたら銀世界に逆戻りだったが、しょせんは春の泡雪。道路の雪はすぐにとけ、夕方には前日と変わらない風景に戻っていた。
燕市八王寺地内の畑では、雪の下で冬を越したダイコンが雪解けとともに雪中から姿を現した。モグラたたきのモグラのようでもあり、地底人が地表に頭を出したようでもあり、ユーモラスな風景を見せてくれた。