音楽関連会社の「オトノハコ」=新潟市西区善久=は17日、加茂市駅前、コーヒー&レストラン「ピノキオ」で昨年に続いて「東北地方太平洋沖地震チャリティーライブ Think alive」を開き、約50人が来場して盛況だった。
東日本大震災の被災者に何かできないかと昨年に続いて同じ日、同じ会場で開いた。オトノハコ所属のシンガーソウルライター小宮陽子さん=新潟市=とフルーティストの本宮宏美さん=燕市=、それに矢代秀晴&SouthHills=燕市=が出演。本宮さんの演奏にあわせて書道家あおのよしこさん=田上町=が創作するライブパフォーマンスも行われた。
小宮さんは全国CDデビューし、本宮さんは4月14日に行われる燕市の旧配水塔改修記念式典に出演。矢代秀晴&SouthHillsは『カレーラーメンの歌』を引っさげて24日午前0時15分からNHK総合テレビで放送されるオヤジバンドの殿堂「第15回 熱血!オヤジバトル」の全国大会に出場と、地元では話題のミュージシャンが顔をそろえた。
演奏とあわせてそれぞれが被災地への思いを語り、その思いを演奏に託した。会場はそれぞれのファンでぎっしりで熱気にあふれていた。昨年は16万4,039円を加茂市を通じて被災地義援金に寄付している。今回も入場料全額と募金箱に寄せられた善意を寄付に充てる。