燕三条ブランド検討委員会(中野信男委員長)は21日、第13回委員会を開き、国内外の見本市への出展や(仮称)F&B良品燕三条について報告、米山工業のチタン製のiPhoneジャケットの「燕三条ブランド」マークの使用申請1件を認証した。
委員22人のうち16人が出席。各種の報告と燕三条ブランド製品の認証についてなどを協議し、米山工業(株)=三条市鶴田=から申請のあったiPhone用のジャケット「YONEYAMA Titanium MOBILESUIT」への「燕三条ブランド」のロゴマーク使用を認証した。
報告では、燕三条プライドプロジェクトのプロダクトグループが燕三条ブランドの新商品として開発中のプロの料理人使用の鉄板焼き用ナイフとフォークの試作品を紹介。さらに2月と3月に開かれた3つの見本市の東京インターナショナル・ギフトショー(東京ビッグサイト)、アンビエンテ2012(独フランクフルト国際見本市会場)、FOODEX JAPAN 2012 第37回国際食品・飲料展(幕張メッセ)への出展報告、燕三条まちあるきの開催などを報告した。
さらに、「(仮称)F&B良品燕三条について」として、5月の本格運用を目指すフェイスブックによる燕三条産品販売についての案を報告。佐賀県武雄市が販売する「F&B良品武雄」のシステムのパッケージを購入して導入するもので、今後、武雄市と内容を調整しながら進めていく計画だが、「燕三条Wing」のホームページをフェイスブックに変更し、「(仮称)F&B良品燕三条」として販路拡大や知名度向上を図ることを考えている。
フェイスブックの導入に関して委員からは、内容企画や更新などで人と時間をとられることがないのかといった質問があり、導入までにだれがレスポンスを担当するのかなど、きちんと決めてからする必要があるといったアドバイスもあった。