彼岸の中日で「春分の日」だった20日、三条市は雪から曇り空に変わり、昨年12月16日から記録した積雪は0センチとなり、96日間で根雪が消えた。
三条市消防本部南分遣所の観測では、1回目は昨年11月21日に1センチ未満の0センチの積雪があり、2回目の12月16日の1センチからは積雪が続き、根雪となった。最深積雪は1月10日の118センチに達した。
20日午前9時で積雪は1センチ未満の0センチとなり、さらに午後3時の観測では積雪なしの「-」となった。ただ、根雪が消えてひと息つく間もなく夜になって雪が強まり、市街地は再び雪に包まれた。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるが、根雪が消えたことで春の足取りは確実に歩を進めたが、あっと言う間の銀世界への逆戻り。冬と春のせめぎ合いはまだ終わらない。
アメダスの観測では、20日に三条の最低気温は-0.6で、最高は4.9度と厳しい寒さだった。