燕市は25日午前10時から燕市吉田産業会館で初めての「つばめ協働推進フォーラム&市民活動交流フェスタ」を開き、市民活動団体の活動紹介と市の事業紹介がブースを並べて市民と行政が出会う場を設け、協働トークやイキイキまちづくり事業成果発表会、ステージイベントなどを繰り広げる。
燕市は行政と協働してまちづくりを進める団体を「イキイキまちづくり団体」として登録してもらい、情報の提供や発信、事業経費の助成などを行っている。その助成を受けた団体の事業成果発表会を毎年開いているが、今回はそれも含めて市民活動団体相互とさらに行政もまじえてマッチングの場を提供する。
会場には27の市民活動団体がそれぞれブースを設けて活動紹介の展示や体験、販売などを行う。特別企画で午後1時半から1時間、フィットネスインストラクターの葛綿明美さんが笑健美体操の体験を行い、無料で参加できる。被災者サポートセンターも出展し、避難者交流事業の紹介や福島県の名産品の展示販売も行う。
一方、市も各部局や教育委員会ごとに9つのブースを設けて市民の目にふれたり感じたりすることの少ないそれぞれ部局が担当する領域や事業の内容を紹介する。
ステージは午前10時5分からの協働トークでスタート。フリーアナウンサーの伊勢みずほさんがスペシャルナビゲーター、新潟大学大学院実務法学研究科の馬場健准教授、新潟 NPO協会の富沢佳恵事務局長、県総務管理部市町村課行政調査員の角幸治さん、鈴木力市長がトークキャストを務め、トークキャストが協働に関する質問に回答する形で一緒に協働を考える。
続いて11時5分から「イキイキまちづくり事業成果発表会」。「イキイキまちづくり団体」に登録している33団体のうち今年度、助成を受けた11団体が順に1年間の事業の実施結果や成果を発表する。
ほかにもステージでは、午後1時31分から完成したばかりの燕のご当地映画『アノソラノアオ』のナシモトタオ監督と出演した俳優の三上真史さん、加藤貴宏さん、地元キャストの納谷美咲さんの4人によるトークショーや車いすダンスのデモンストレーション、大型紙芝居、ぷれジョブの紹介、合唱なども行われ、午後3時に終わる。
入場無料で保育ルームも設置する。まちづくりや協働に興味がありながら、かかわる場所やとっかかりを見つけられなかった人など幅広く来場を呼びかけている。問い合わせは市企画財政部地域振興課地域振興係(電話:0256-92-2111、内線252、電子メール:chiiki@city.tsubame.niigata.jp)へ。「イキイキまちづくり事業成果発表会」で発表を行う11団体は次の通り。