三条市上野原、中小企業大学校三条校の「経営管理者養成コース」の受講生でつくる「会縁会(ええんかい)」は28日、先に同校で開いた第10回経営管理者養成コース全体OB会で講師を務めた第1期OBの(株)諏訪田製作所=三条市高安寺=の小林知行社長から託された10万円を東日本大震災義援金として日本赤十字社三条市地区に届けた。
3月10日に開かれた全体OB会には、本県と長野県を中心にした同コースのOB43人が出席して開かれ、そのなかで行われた諏訪田製作所の小林社長の特別研修の講師料と、講演後に同社オープンファクトリーを見学したときの参加者の売り上げを合わせて寄付したたもの。小林社長は講演のなかでも、参加者に東日本大震災義援金への寄付のことを話し、オープンファクトリー見学では義援金となる買物への協力を求めていた。
午前11時半に会縁会代表幹事の角利産業(株)・加藤将利専務取締役(36)と同次年度代表幹事の(株)梨本商店・梨本次郎社長(38)の2人が三条市役所を訪れ、日本赤十字社三条市地区の地区長である国定勇人三条市長に、小林社長をはじめ会縁会会員の善意を手渡した。