燕市社会福祉協議会(青柳芳郎理事長)は28日、同協議会本所に隣接して建設した就労支援センター(就労継続支援A型)の竣工式を行い、完成を祝った。
燕市社協では、09年10月に就労支援センター(就労継続支援A型)事業を開始。就労継続支援A型では、燕市社協と雇用契約を結んだ利用者に、県が定める最低賃金以上を支払いながら一般就労に向けたサービスを行うほか、内職などの軽作業で能力の向上を目指し、工賃を支払うサービスも行っている。
施設は燕市老人福祉センターを間借りし、定員20人のほか、市内企業3社であわせて10人の就労枠がある。
11年2月に就労支援センター建設計画書をつくり、2月24日に完成した。燕市老人福祉センターの北側の車庫があった部分に建設し、同センターと通路で結ぶ。2階建てで延べ床面積140平方メートルで、1階は請負で行っている印鑑製造の作業室、2階は事務室に充てた。
総工費は約3,400万円。県障害者自立支援基盤整備事業補助金から施設整備費2,000万円、備品購入費177万円、市障がい者社会福祉施設整備事業費補助金から施設整備408万円の交付を受ける。