燕三条地場産業振興センターの「レストラン メッセピア」は3月31日、4月1日の2日間、地産地消にこだわった「お花見ランチ」を1日30食限定で販売する。あわせて、燕市の分水おいらん道中が開かれる4月15日の同ランチを折り詰めして引き渡す「お花見弁当」を限定30食で予約受け付けを開始した。
昨年5月から1、2カ月に1回行っている地産地消にこだわった「地場産ランチ」のちょっと早い花見バージョン。9品の料理がワンプレートにのった見た目も豪華なランチだ。
うち4品はコメが材料。「塩小豆のライスサラダ 米粉クレープ包み」は、アズキやブロッコリーとともに野菜の感覚でコメを煮て味付ける。「ローストビーフの赤ワイン寿司」はコメを赤ワインとワインビネガーで桜色に染める。それにサクラの花の塩漬けを載せた「桜ごはん」、「塩麹の菜めし」とコメ料理をラインナップする。
このほか、雪の下で甘みを増した地元産の野菜をふんだんに使った「にんじんサラダ」、イチゴ「越後姫」を使った「苺の海苔巻ロールサンド」、「豚肉と車麩の米粉かき揚げ」、「キャベツの焼き春巻き」、飛燕味噌を使った「鮭と海老の味噌焼き 桜色の玉子焼き」。さらにかき玉汁がつくほか、分水さくらの酒かソフトドリンク1杯がついて980円。
「お花見弁当」も料理は同じで、かき玉汁はつけられない代わりに、引き渡し日から5月末まで同レストランで利用できるドリンク券をプレゼントする。価格は同じく980円。
31日と4月1日の「お花見ランチ」の提供は、午前11時から午後8時までだが、1日30食の限定で、なくなったら終わる。また、「お花見弁当」はかき玉汁やドリンクのセットはないが、5月末まで使えるドリンク券をプレゼントする。
「地場産ランチ」は、地産地消にこだわってとれたての地元の野菜を数多く使ったメニューを創作。価格を割安感を感じてもらえるよう低く設定している。リピーターが増え、次はいつかと問い合わせもあり、地場産ランチを目当てに初めて同レストランを利用する人も多い。利用者は仕事がてらにランチで利用する男性が中心だが、女性客の利用も増えている。