三条市医師会准看護学院(池田稔学院長)は、5日午後1時半から三条市総合福祉センターで第49期生入学式を行い、准看護師を目指す33人が入学した。
今期も例年並みの倍率2倍、66人が受験した。その難関を突破した18歳から30歳代の男11人、女22人の計33人の入学生がスーツを着て出席したほか、水色の実習着を着た2年生26人や新入生の家族も出席して入学を祝った。
池田学院長は式辞で、「決して緩めずに厳しく指導します」、「看護師はやりがいのある仕事だと思います、ただそれには重い責任が伴います」と述べ、厳しさのなかでも看護師の基本は患者に対する笑顔であり、元気に頑張っていこうと激励した。
新入生代表で若林史宏さん(32)=新潟市=が登壇し、池田理事長に向かって宣誓。目指す看護の道は想像以上に困難な道と思われるが、先生や先輩の指導を受け、同じ志の仲間とともにひとつひとつ困難を乗り越え、「育ってきた地域に貢献できるよう努力したい」。また、家族、友人たちなど支えてもらっている人たちに感謝するとともに、これからは支えになれるように努力すると誓った。
新入生は翌6日から授業を開始。座学や学内実習を行い、10月の継燈式で上級生の着ている実習着を着用し、翌年から病院での実習を行う。