三条市内24小学校すべては6日、そろって入学式を行い、男416人、女423人の合わせて839人の1年生が入学した。雪やみぞれが降るあいにくの天気だったが、新1年生たちは元気に小学校生活をスタートした。
ことし9月に第二中学校に隣接する新築校舎に移転する一ノ木戸小学校(西山宗彦校長・668人)は、午前10時から現校舎で最後の入学式を行い、市内で最も多い4クラスで103人の新1年生を迎えた。
三条の午前10時の気温は1.9度。底冷えのする寒さで、会場の体育館はジェットヒーターで暖房し、列席した保護者もウールのストールを羽織り、コートを着たままの人もいた。
新1年生は男女ともに紺やグレーのブレザーやジャケットで、男の子はひざ丈の半ズボン、女の子はワンピースやAKB48のようなチェックのスカート。在校生や教諭、保護者、来賓が拍手で迎えるなか、担任教諭に続いてクラスメートと手をつないで入場し、担任に1人ずつ名前を呼ばれ、「はい」と元気よく返事をして起立した。
西山校長は式辞で、新1年生に「友達をたくさんつくる」、「車に気をつける」、「自分でできることは自分でする」の「3つの約束を守って早く小学校に慣れて楽しく遊んだり勉強したりしてください」と話した。
9月の新校舎移転にもふれ、「新たな1ページを開いていきたい」と、保護者や地域の理解と協力を求めた。PTA会長祝辞、在校児童からの歓迎の言葉、交通安全帽子の贈呈、校歌斉唱と続いた。
1年生は入学式のあと、教室に入り、クラスごとに再び体育館で記念撮影などを行った。次の登校は翌月曜日の9日で、給食は10日から、1週間ほどは集団下校を行う。