6日から15日までの「春の全国交通安全運動」にあわせて、三条署、三条市、三条市交通安全協会は、小学校の入学式が行われた6日朝、三条市立大崎小学校の玄関前で春の交通安全運動出発式と新一年生交通安全キャンペーンを行った。
国定勇人市長、小林国夫署長、三条市交通安全協会の加藤紋次郎会長はじめ、それぞれの団体から49人と県警マスコットの「ひかるくん」が参加。午前8時35分から出発式を行って、新一年生交通安全キャンペーンに移った。
三条市の午前9時の気温は2.0度で、大崎山にも近い同校では季節はずれの雪やみぞれ。三条でも入学式にサクラが咲いている年もあるが、ことしは冬に戻ったような寒さと荒天のなか、新一年生は保護者とともに雨具に傘を差して登校した。
「交通安全運動実施中」などの黄色いのぼり旗を前に、水色や茶色、紺やピンクなどさまざまな色のピカピカしたランドセルを背負った新一年生一人ひとりに、国定市長や小林署長、加藤会長が、交通安全のちらしと啓発用の間伐材使用のエコ鉛筆を手渡し、交通安全に気をつけるよう呼びかけた。
「春の全国交通安全運動」のスローガンは、「春風に 安全をのせて 事故ゼロへ」。重点項目は、子どもと高齢者の交通事故防止、自転車の安全利用の推進、すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶の4項目。