6日の三条は朝方、4月初旬というのに雪やみぞれが降る寒の戻りだった。
明け方の最低気温は1.3度、日中の最高は7.7度。朝方は風も強く、寒さが厳しかったが、雪やみぞれがやむと青空が広がって同時に気温も上がり、風は夕方から弱まった。
4月に入ってから台風並みの暴風に見舞われ、今度は寒の戻りと春本番はまだまだ遠いかのよう。花便りもいっこうに届かないが、長岡市の旧和島村、和島中沢地内の諏訪神社そばでは、紅梅が真っ赤花を開き始めていた。
付近にはわずかならまだ残雪も見ることができるが、季節の足取りは止まってはいない。ウメが咲けば次はサクラ。花の遅い春は咲き始めるとさまざま草木の花が一気に咲いてあっと言う間に終わってしまうことが多く、春の花を楽しむなら開花期を逃さないよう要注意だ。