燕を愛するライトアップ倶楽部(横山三郎会長)が4月14日から25日までの12日間、燕消防署前の中ノ口川左岸のサクラのライトアップを行うのにあわせて、燕市教育委員会でも同じ期間、改修工事が終わった旧配水塔、通称「水道の塔」のライトアップを行うことになり、2つのライトアップをダブルで同時に楽しめることになった。
旧配水塔のライトアップのために1,000ワットの水銀灯4基を導入した。災害時に投光器としての利用も想定して、キャスターの付きの架台に載ったタイプなので、簡単に移動できる。これを地面に置いて四方から旧配水塔を照らす計画だ。
クリスマスに旧配水塔をイルミネーションで飾ったことはあるが、照明灯を使ったライトアップはおそらく初めて。修復工事中にたまたま工事用の照明灯がライトアップを演出してくれたのもライトアップ発想のきっかけになった。
旧配水塔は、中ノ口川左岸のサクラのライトアップが行われる堤防から100メートル余りのところに建つ。サクラは20本近くあり、対岸からはサクラと旧配水塔の両方のライトアップを一度に楽しめるはずだ。
ライトアップ初日は、旧配水塔の改修工事完了の記念式典が行われる。燕市は今年度中に旧配水塔の国登録有形文化財への指定を目指しており、その前祝いのライトアップともなりそうだ。