燕市・大河津分水で分水おいらん道中が行われる15日、NPO法人信濃川大河津資料館友の会(早川典生理事長)は午前11時からおいらん道中が出発する信濃川大河津資料館の4階展望室で「お茶を楽しむ会」を開き、来館者に無料で心づくしの抹茶と菓子をふるまう。
友の会会員は276個人と31団体。同資料館をさまざまな活動でサポートし、大河津分水について学び、広く理解を深めてもらっいる。お茶を楽しむ会は毎年春先に行っており、おいらん道中の日にあわせて行うのは一昨年に続いて2回目。
10人余りの会員がボランティアで点前(てまえ)を披露し、気軽に抹茶を味わってもらう。菓子はまんじゅう350個を用意。何よりも大河津分水の全容をガラス張りの展望室からパノラマで眺められるのが圧巻だ。
同会では「目の前に広がる大河津分水の雄大な流れにふれながら、温かいお茶をいっぷく」と来場を呼びかけ、これをきっかけに資料館に足を運び、興味をもつきっかけになればと期待している。