10日の三条は青空が広がって5月上旬から中旬並みの19.7度まで気温が上がり、3月30日の19.9度に次ぐことし2番目の暖かい陽気だった。
明け方の最低気温は2.3度。日中はほとんど風もなく、さすがに気温が20度に迫ると、日なたは上着を着ずにシャツだけでも寒くなく、外を歩く人の足取りもゆっくりに見えた。
この陽気でサクラは開花に向けた準備のペースを上げたようだ。ソメイヨシノでもつぼみが膨らみ始めたように見える木もある。JR弥彦駅前にある早咲きのヒガンザクラは、つぼみの先にピンク色がのぞき始め、開花までカウントダウン状態。数日中に開花宣言してくれそうだ。
弥彦公園内では山野草の花が初春を告げている。カタクリやショウジョウバカマの花をあちこちに見ることができ、サクラはまだでも足元の花便りを探しなが園内を散策するのも楽しい。