三条祭り若衆会(竹内誠会長)は9日、三条ロイヤルホテルで平成24年度三条祭り若衆会大名行列連絡会議を開き、約1カ月後の三条まつりに向けて大名行列参加団体が、大名行列と舞込について意見交換し、注意事項を確認した。
八幡宮の藤崎重康宮司をはじめ、三条八幡宮奉賛会、三条先供組合、三条導祖神会、八幡宮囃子方組合、三条傘鉾振興会、八幡宮社務所の代表者、三条祭り若衆会役員を構成する三条エコノミークラブと燕三条青年会議所のメンバーやオブザーバーの三条商工会議所青年部メンバーなど30人が出席。昨年の反省を踏まえて、各団体のことしの参加人数や現状、注意事項などについて確認や意見交換を行った。
竹内会長はあいさつで、昨年は休日、ことしは火曜の開催で少し寂しくなると思うが、三条祭りをアピールしていく一風変わった祭りに仕上がるのではないかと思っていると話し、あと1カ月余りの祭りの成功に向けて協力を求めた。
藤崎宮司は、開催日は平日の方が多く、それが本来の姿で、「先人たちはずっと、いかなる災害があっても、大変な時期でも、大名行列を続けてきた。戦争の3年間中止になったが、その年にはその年に一番いい大名行列、三条祭りができた」、「この1カ月、最善の準備をして、市民に喜ばれる、また参加してエネルギーを分かち合って元気になる、そういった三条祭りにしてほしい」と願った。