三条市は18日から25日まで市内14会場で順に狂犬病予防注射を行っている。
初日18日は、午前10時半から大島公民館、午後0時半から厚生福祉会館の2会場で行い、サクラの花が咲き始めた厚生福祉会館では、昼休みを利用した人や会場近くの人などが愛犬を連れて次々と訪れた。
獣医師が口頭でイヌの体調を確認してから、首や尻のあたりにほんの一瞬で注射。飼い主に抱きかかえられたり、獣医師に背中を向けたまま何事もなかったように静かにしているイヌも多いが、通りをはさんだ市役所まで聞こえる大きな声で鳴くイヌや会場入口から飼い主にリードを引っ張られても動こうとせず、引きずられるように連れられていくイヌもいた。
狂犬病の予防注射は法律で年1回の接種が義務づけられており、三条市では登録済みの飼い主へは案内はがきを郵送し、接種を呼びかけている。
初めて注射を受けるイヌは直接、会場で登録を受け付ける。注射の費用は継続が3,100円、新規登録は6,100円。首輪を点検し、イヌを制御できる人が連れてくるよう呼びかけている。翌19日からの日程は次の通り。