燕市教育委員会と燕茶道友の会(佐藤和子会長)は、5月13日午前10時から県指定天然記念物「八王寺の白藤」を保存する燕市八王寺、安了寺で開く第36回白藤茶会の茶席券を販売している。
「八王寺の白藤」の開花期にあわせて毎年開いている茶会。席主は燕茶道友の会会員11人の茶道の先生が順に務めており、ことしは裏千家の相場宗典さん=燕市杣木=で午後4時まで開く。
ことしは冬の大雪で、約600平方メートルあるフジ棚の3分の1が雪の重さでつぶれた。フジ棚の修理やせん定、整枝を行っており、4月中に工事を終わるが、つぶれた部分ではほとんど花が咲かないと見られるが、それでもフジ棚の正面はつぶれておらず、白藤茶会はことしも行うことにした。
茶席券は500円で250枚を販売するが、昨年は強風に見舞われて参加者は159人にとどまった。当日の参加が多いが、できれば事前に茶席券の購入して清々しい白いフジの花の香とともに一服の茶をと茶席券の購入を呼びかけている。茶席券は燕市中央公民館と吉田公民館、分水公民館で購入できる。問い合わせは燕市中央公民館(電話:0256-63-7001)へ。