加茂市・ミス雪椿実行委員会は22日、市民体育館で第46回ミス雪椿公開審査を行い、ミス雪椿クイーンに大野裕美さん(25)=新潟市・公務員=、ミス雪椿に広瀬祐子さん(29)=新潟市、会社員=と棚橋笑里夏さん(21)=新潟市・会社員=の3人を決めた。
ミス雪椿コンテストは、昨年、東日本大震災の影響で中止し、2年ぶり。前年度のミス3人がそのまま2年続けてミス雪椿を務め、今回、2年ぶりのミス雪椿が誕生した。
先の非公開審査で選出した10人を公開審査した。加茂山公園野外ステージを会場にしているが、雨の予報で2日前に市民体育館に移すことを決め、観客は風雨や寒さを気にせずに審査にした。
振り袖を着たミス候補10人は、審査員の質問に答えたあと、加茂市と友好都市の東京都大島町の川島理史町長も含む特別審査員11人と一般入場者の投票で決めた。発表でミス雪椿の2人、クイーンと順番に名前を呼ばれると大きな拍手が起こり、選ばれたミスは感激で目に涙を浮かべた。
ミス雪椿クイーンとなった大野さんは、昨年から応募を考えており、2年越しの応募。昨年は東日本大震災の影響を受けたことからも「皆さんが明るくなるように一生懸命取り組みたい」。ミス雪椿の広瀬さんは、「加茂市の会社に勤務しているので、より多くの人に加茂の素敵なところを多くの方にお伝えできれば」、棚橋さんは、「夏まつりや雪椿まつりなどたくさんの加茂のイベントを県外の人など全国のみなさんにアピールし、加茂を3人で盛り上げていきたい」とそれぞれ抱負を話した。
ミス雪椿の3人は1年間、加茂市の親善大使として、市内外のイベントに参加。この日の市中パレードで、自衛隊のジープに乗ってお披露目をした後は、29日の「市民茶会」に参加する。