三条市庭月、道の駅「漢学の里しただ」の駐車場に開設する農産物直売所「しただうんめもんフェア」は、ゴールデンウイーク後半は3日から6日まで営業し、シーズンになった山菜を中心に季節の味覚を販売している。
直売所は、仮設テントで下田産をメーンに旬の野菜、山菜、笹団子や漬物などの加工品、花などを販売。今年度は4月22日から11月25日までの土、日曜と祝日に営業している。
ゴールデンウイーク後半は、雪解けで遅れていた山菜も並び始めた。ウルイ、コゴミ、タラノメ、カタクリ、ギョウジャニンニク、コシアブラ、ウド、メクラショウブ、フキノトウなどが1束100円、200円から販売。このほか、ゼンマイの乾燥物や、カワナガレ、トウナ、原木シイタケ、サツマイモ、ネギ、サトイモなども並び、季節が進むにつれて野菜の種類も増えていく。
出店者によると、ことしは山菜が1週間ほど遅れているようで、ワラビやゼンマイはまだ採れない。昨年の7.29水害以降、山が荒れたままで入ることができなくなったところあるという。
同直売所では、年に何回かのイベントも計画しており、4日は「山菜まつり第1弾」として先着200人に山菜汁の無料提供が行われた。このあとは、5月20日に「たけのこまつり」、6月3日に「山菜まつり第2弾」を計画している。
うんめもんフェアは、午前9時から午後3時半まで。主催は下田郷道の駅直売推進協議会で、問い合わせは(株)下田郷開発コーディネーター事務室(電話:0256-47-2230)へ。