NPO法人信濃川大河津資料館友の会(早川典生理事長)は、12日午後3時40分から信濃川大河津資料館=燕市五千石=で国土交通省信濃川河川事務所の常山修治所長を講師に「新可動堰改築事業について」のテーマで講演会を開くので、興味のある人に聴講を呼びかけている。
友の会は276個人と31団体が会員で、同資料館をさまざまな活動でサポートし、大河津分水について学び、広く理解を深めてもらっている。年に2、3回、信濃川や大河津分水に関する講演会を開いている。
今回は午後2時から年次総会を開いた後、会員以外にも聴講を呼びかけて講演会を開くもの。大河津分水可動堰改築事業は平成15年度から25年度まで行われており、昨年11月に新可動堰が通水したが、来年度の完工に向けて新可動堰へ渡る橋や旧可動堰の撤去が進んでいる。
同会では「新可動堰と旧可動堰の両方が見られるのは今しかないので、この機会に可動堰改築の経緯や大河津分水が抱える問題点について聴いてほしい」と広く来場を呼びかけている。聴講は無料。問い合わせは同会の五十嵐晃事務局長(電話:090-2673-6596)へ。