食や農を通じて元気なまちを目指そうと三条市の食と農の連携協議会「三条まんま塾」(川瀬弓子会長)は、27日午後2時半から三条東公民館で「食と農で元気アップ講演会」を開き、「私たちが日本の農業を元気にする!」と立ち上がった山形ガールズ農場の代表、菜穂子さんの講演を聴いてもらう。
講演会では、菜穂子さんが「山形ガールズの挑戦」をテーマに基調講演のあと、「挑戦〜食と農を通じたまちづくり〜」のテーマでパネルディスカッション。三条まんま塾の川瀬会長をコーディネーターに、菜穂子さん、オーガニック&産地野菜カフェ「Vege Table」を経営する白鳥賢さん、国定勇人三条市長がパネリストを務める。
菜穂子さんは田植え歴20年。横浜国立大学を卒業後、農家である山形の実家に戻り、果樹やコメなど5年間、研修を積んだ。2007年3月に国立ファームと出会い、実家の農業と全国農業青年会議(4Hクラブ)の理事と国立ファームのバイヤーとして仕事を両立させ、川上から川下のすべてを経験。2009年、山形県山形市に女性のための女性の農場「山形ガールズ農場」を設立し、農産物の生産、加工、販売に取り組んでいる。
今回の講演会は、農業を女子の視点から魅力あるものへ変えていきたいと日々、挑戦を続ける山形ガールズ農場で働く女性たちの元気とパワーをもらい、三条のまちの元気につなげていってもらおうと開く。
参加は無料、定員100人、申し込み順で締め切る。保育ルームの利用申し込みを5月18日まで受け付け、先着順で10人まで、子ども一人につき200円で利用できる。参加の申し込みや問合せは、三条まんま塾事務局の三条市健康づくり課食育推進室(電話:0256-34-5511、内線477)へ。