※追記/行方がわからなくなっていた男性は13日午後8時20分ころ、自力で燕市内の自宅に無事に帰宅しました。 |
13日朝、三条市下田地区の馬場地内で山菜採りをしていた燕市の男性1人の行方がわからなくなり、警察や消防などで捜索を行っている。
行方不明になったのは燕市小高、熊倉益男さん(71)。13日午前5時ころ、三条市馬場地内の林道馬場元町線付近で友人と2人で山菜採りに入った。午前7時半ころに2人がはぐれ、心配になった友人が山を下りて公衆電話から熊倉さんの家族に連絡した。
午前9時過ぎに家族から警察に届け出があり、山中を捜索。三条署12人、三条市消防本部19人、消防団14人、地元の人5人の計50人と県警ヘリコプター「ときかぜ」も午前中から出動し、上空からも捜索した。
地上では、警察や消防が4班に分かれて山中に入り、声をかけながら捜索。林道からは捜索の姿は見えないものの「おーい」、「熊倉さーん」と大きな声が聞こえていた。日中の捜索だったものの午後5時過ぎまでに発見できず、この日はいったん捜索を打ち切り、翌14日早朝から再開する。
関係者によると、周辺は沢があり、すり鉢状の地形になっていて、似たような景色も多いという。熊倉さんは携帯電話は持っていなかったが、周辺は電波の届かず、圏外になる。
この日の三条は、最高気温が15.9度にとどまったが、晴れて汗をかきながらの捜索。夕方は風が冷たかったが、熊倉さんはジャンパーを羽織るていどの軽装だったようで体調が心配される。