三条市・八幡宮(藤崎重康宮司)で14日を宵宮、15日に春季大祭と行われる三条祭りで、15日の大名行列を支える三条祭り若衆会(竹内誠会長)はこの2日間、八幡宮境内で若衆会グッズを販売している。
参道から境内を張ってすぐ右手にテントを張り、売り子役のみこも常駐して販売している。グッズはは天狗の面と絵馬、お守り、おみくじせんべい、三条祭り資料がセットになった「開運セット」(1,000円)をはじめ、天狗の柄の手ぬぐい(500円)、巾着(1,300円)、携帯灰皿(500円)、ちょうちん(800円)、絵馬(400円)、子ども用の祭りはんてん(3,200円から)、それに天狗の面や手ぬぐいを含めたセット(3,000円から)もある。
大名行列の15日は雨の予報だが、14日は朝から抜けるような青空。最高気温23.2度と6日ぶりに20度を超す汗ばむ陽気になった。午後になると境内や参道にはずらりと露店が並び、学校が終わると子どもたちがどっと繰り出してすでに祭りムード一色だ。
若衆会はことしの大名行列で初めて行列中のアナウンスを行う。旧まるよし前にスピーカーを設置し、行列の持ち物や天狗ややっこ、参加団体の紹介を行う。竹内会長は「三条祭りの歴史や伝統をまちの人からわかってもらうことで、まちをあげて三条祭りを盛り上げていくという流れをつくっていけたらと思います」と言い、15日の好天を願っていた。