三条祭りは14日、三条市・八幡宮の春季例大祭の宵宮で幕を開けた。日中から青空が広がり雨の心配はなく、宵宮は土曜だった昨年より1,000人少なかったものの約32,000人(三条市調べ)の人出でにぎわった。
露店は、東日本大震災などの影響で例年より少なかった昨年より22件多い252件を受け付けた。八幡宮境内や参道の八幡小路などには、定番のぽっぽ焼きやたこ焼、お好み焼き、わたあめをはじめ、串焼き、冷やしパイン、トルコアイス、ミルク揚げパン、おもちゃに型ヌキなど、ぎっしりと並んだ。
穏やかな晴れ間が広がり、出足も早く、午後3時過ぎから学校が終わった小中学生や親子連れなどが続々と訪れ、夕方5時ころにはお化け屋敷なども並んだ金山神社側や八幡小路では、すでに人にぶつからないで歩くのがやっとのにぎわいだった。
午後7時からの神事を行うころには、参拝は長蛇の列となり、ピークだった午後8時は約1万人で境内はあふれた。露店が終わる午後10時になってもぽっぽ焼きなどの露店には行列ができていた。
翌15日は、午前10時から春季大祭の神事、境内では傘鉾コンクールが行われる。祭りのメーンとなる大名行列は午後0時45分に八幡宮を出発し、午後5時から境内で舞込みが行われる。