三条傘鉾振興会は15日午前10時半から三条市・八幡宮境内で三条まつり傘鉾コンクールを行い、昨年と同じ9基の傘鉾人形を審査した結果、旧四之町の「たつ(辰)よ、とき(時)を守りたまえ!!」が最高賞の金賞を受賞した。
ことしは、干支にちなんだ龍やオリンピックをテーマにした作品が多く、ほかにもトキの二世誕生やスカイツリーなど、タイムリーなテーマをモチーフにした作品が並んだ。
傘鉾人形は、自治会や事業所などが、家庭日用品や金物を使って世相を風刺した人形を作るもので、ことしもザルやかご、スリッパ、すだれ、洗濯ばさみなどさまざまな材料を組み合わせて、アイデアを駆使。ほとんどが高さや幅などが1メートル前後はある迫力の作品が完成した。
朝からの小雨で実施の有無の検討も行ったが、予定通り開催。審査の結果、金賞1点、銀賞3点、銅賞3点、佳作3点を決め、最高得点24点を獲得した旧四之町の「たつ(辰)よ、とき(時)を守りたまえ!!」が金賞に決まった。
傘鉾人形は、このあとの大名行列に続き、市内を歩いて市民に披露した。各賞と出品者「作品名」(得点)は次の通り。
【金賞】
【銀賞】
【銅賞】
【佳作】