三条市防犯協会(会長・国定勇人三条市長)は16日、三条市・ハミングプラザビップで平成24年度総会を開き、防犯功労者を表彰した。
同協会は、三条市長を会長に三条警察署管内の自治会長協議会と防犯組合、職域防犯組合などで組織。犯罪のない明るい地域社会をつくるため、三条署と協力して市民の防犯思想を高揚し、自主的な防犯活動を推進する。
会長の国定勇人三条市長はあいさつで、防犯の水準の向上は日々の積み重ね、一年一年の積み重ね、防犯そのものは一人ひとりの気づきで成り立つもので、地域全般の防犯活動の底上げは共助の世界が重要で、地域の活動そのものが底上げにつながっているとした。
昨年の7.29水害では三条市全域が被害を受け、下田地域は甚大な被害でいまだ傷跡が深いまま。熊倉直信副会長が自治会長を務める牛野尾では、4月から再び土砂災害が発生した。今も五十嵐川の傷跡の生々しい姿を見ると、下田地域がひとり残らず乗り切ったことに感嘆。ひとり残らず無事だったのは、ひとえに地域コミュニティー、地域活動がなせる技で、防犯活動が防災活動にも生き、日々の取り組みの大切さを言い、活動している人たちに敬意を表した。
続く顧問の小林国夫三条署長があいさつのあと防犯功労のあった1団体と個人7人の表彰を行い、被表彰者1団体と7人のうち出席した1団体と4人に、会長の国定市長が表彰状を手渡した。
議事では、平成24年度の事業計画や収入支出予算を決め,、三条市老人クラブ連合会の上石貞夫会長が「安全安心マップの作成活動等について」のテーマで事例発表。表彰を受けた防犯功労者(功労の概要)は次の通り。敬称略。
▲西潟まさくら会=(西潟地内の児童の見守り活動、日暮れ時の防犯パトロール活動)▲高橋兵六(島田2)▲倉重正敏(条南町)▲若林恒夫(西四日町4)▲飯塚カヅ子(西四日町3)▲小林リウ子(鬼木新田)▲木村強(西四日町3)▲梨本正雄(松ノ木町)