三条市猪子場新田、フォトスタジオ・雑貨ショップ「Room(るーむ)」では、20日午前11時から午後4時まで同店の写真スタジオで第2回チャリティフリーマーケット in Roomを開き、売り上げの一部を東日本大震災の義援金に寄付する。
昨年4月に続いて開く。洋服、子ども服、食器、雑貨などのリサイクル品のほか、布小物やハンドメイドカードなどの手作り雑貨、同店で販売する商品のサンプル品、焼き菓子、今回のイベント限定で販売するコラボ商品、チャリティー商品など、同店が参加を呼びかけた出店者が10のブースで販売。売り上げの1割を日本赤十字社を通じて東日本大震災の義援金に充てる。
イベント限定の特別コラボレーションがある。加茂のオーガニックコットン100%Tシャツ「G.F.G.S.」と三条のハンドメイド作家「Tilleul」のコラボによる「ボーダーサシェ」を限定50個販売する。ボーダーのオーガニックコットン生地で作ったミニTシャツ型、ラベンダーの香りのサシェで、1個800円で販売し、うち200円を義援金にする。
上越の「picnic」の焼き菓子と羊毛フェルト「murmur」のコラボ商品や三条市在住の料理研究家高橋由幾子さんによる「麹をつかったおいしいもの」もイベント限定。
さらに、同店では、村上市「冨士美園」の「雪国紅茶」、「雪国緑茶」のペットボトル飲料、「中川政七商店」の東日本大震災の被災地域にサクラの植樹を行うプロジェクト対象のチャリティー商品「東北お菓子缶」と「東北ふきん」もこの日限りの販売。同店定番の、復興支援に売り上げの一部が寄付されるG.F.G.S×白倉ニットのオーガニックコットン靴下.もあわせて販売する。
同店の山本優貴子店長は、小さなマーケットだが、だからこそ味わえる雰囲気や交流を楽しめるイベントにしたいと話し、「たくさんの人に遊びに来てほしい」と来場を呼びかけている。