露店の数が多いことで知られる燕市吉田下町、吉田天満宮の大祭が24、25の2日間行われており、宵宮の初日24日は本町通りから学校町通りの延長約1キロに213もの露店が並んだ。
出店数は昨年の219を下回ったものの、ことしも200を超えた。好天にも恵まれたものの三条で25.3度でまで上がる気温に日中、関係者はぐったりで体の具合が悪くなる人も。夕方になるとさわやかな陽気になり、学校から帰った子どもたちが繰り出し、浴衣を着た女の子もいた。
吉田天満宮は、「天神」とも呼ばれる学問の神さま、菅原道真を祭る。境内の参道を入ってすぐの拝殿やその右奥の本殿には、道真像を安置する。祈願の記念に祭りで植木を買い求め、その木が成木するころに祈願成就するといわれ、「吉田の植木祭り」の別名もあるが、最近は植木の出店は10店足らずとめっきり少なくなり、昔のように大きな植木はなく、苗木や鉢植えが中心だ。
境内のステージでは、燕市芸能協会吉田支部によるカラオケ演芸大会が開かれる。大会は24日は午後7時から9時半まで、25日は午後2時から4時までと7時から9時まで。