この夏もグリーンカーテンで節電をと燕市島上保育園(村上節子園長・園児87人)は、25日午前10時から年長児で19人でゴーヤとアサガオの苗を植えた。
同保育園の西を向いた保育室の窓の外、2カ所に分けて2階からネットを垂らしてグリーンカーテンを設置。一方は5つ、もう一方に3つのプランターを並べ、そこに年長児からゴーヤとアサガオの苗を6本ずつ植えてもらった。
プランターの土をスコップで掘って苗を入れ、土をかぶせてじょうろで水やりしたら作業終了。青い帽子をかぶった年長児は、「できたっ!」と大満足。村上園長が「皆さん、これからもしっかりお手伝いをお願いしますね」と水やりなどの手入れを頼むと、年長児は「はーいっ!」と声を合わせて元気に答えた。
同保育園は昨年もグリーカーテンを設置した。ゴーヤとタマスダレを植えたが、ゴーヤに負けてタマスダレが育たなかったので、ことしはタマスダレに代えてアサガオに。ゴーヤは収穫して園児に持ち帰ってもらった。この夏もエアコンは室温28度の設定で乗り切る。
ほかにも食育の一環としてジャガイモやミニトマトを栽培しており、当番の園児が収穫して給食に使うこともあり、園児から食物を育てる楽しさを体験してもらっている。