三条市保内公園では26、27日の2日間、春の保内公園まつりが開かれており、初日26日はさわやかな青空の下で家族連れや友人同士などが訪れ、盛りだくさんのイベントを楽しんだ。
初日は近隣の小学校が運動会で小学生くらいの子ども連れなどの姿はなかったが、小さな子どもを連れた人や夫婦、女性同士などが、イベント開始の午前9時から次々と訪れ、植木の即売、寄せ植え体験、押し花体験、アマチュアコンサート、オープンガーデン巡りなどのイベントに参加したり、熱帯植物園や園内をゆっくりと散策したりした。
毎回人気の花鉢プレゼントは、正午の抽選を前に200人余りが行列を作り、くじを引くスタイルの抽選にチャレンジ。2倍以上の確率となった当たり札が出た100人に、ガーベラやラベンダーなどの花鉢がプレゼントされた。
また、寄せ植え体験も女性に人気で、花苗を扱う同組合員の指導のもとで、丸い鉢やプランターに専用の土を入れ、参加者の好きなシンボルツリー1本と花の苗3〜4個を寄せ植えして完成させるもので、1回1,000円。三条市内の女性は、数週間後のできあがりをイメージしての植え込み方などを聞きながら寄せ植え初チャレンジ。「こつを教えてもらったから、今度は自分でできそう」と話していた。
前日の雨が上がり、最高気温22.6度のさわやかな陽気のなか、来場者は若葉の美しい園内でイベントや散策をゆっくりと楽しんでいた。