加茂市の木彫会「楽木(らっきー)」=高橋國一主宰・会員7人=は、25日から27日まで加茂市・「あとりえきっか」で初めて作品展を開き、会員が製作した木彫の作品約40点を展示している。
作品は、レリーフや立体の木彫で、ヒノキやツゲ、ホオノキ、バラ、ケヤキなどさまざまな木を素材に会員それぞれの思いで製作したひとり5点ほどを出品している。
レリーフでは額に飾ったものや衝立(ついたて)やイス、鏡、ティッシュボックスなどに彫ったもの、立体では観音像や大黒様、フクロウやカメなどをモチーフに、細部まで綿密に彫られた作品が並んだ。
「楽木」は、彫刻家の高橋さんが主宰し、10年ほど前に活動を開始。毎週土曜午後から加茂市高須町の高橋さん宅を会場に、現在は加茂市を中心とした会員が集まり、作品製作に取り組んでいる。会としての作品展は今回が初めてだ。
作品展は、午前9時から午後5時まで。入場無料。会場は、加茂山公園駐車場前から加茂駅に向かって数百メートル先の左側、「ショッピングセンターメリア」の裏。