三条市本町2、酒場カンテツ(関本秀次郎店主)で26日夜、昨年12月に続いて2回目の「Night Bazaar(ナイト・バザール)」が開かれ、ジャンルのことなる6つの店がカンテツ内で一夜限りの店開きをした。
同店にはライブ演奏やギャラリーの会場にも利用される広い空間があり、それを生かして開いた。地元では三条市の室内装飾「いなだ」が絵を描いたりプリントしたりしたホラーアート作品を展示販売。ゴーストの影が写ったようなシャワカーテンは1万9,800円で販売した。
燕市の「Nail Room Juno」は、ワンポイント500円くらいからボディーペインティング。図案を肌に転写し、きらびやかに輝くネイルに使われる顔料「ラメグリッター」を塗る。入浴しても1週間くらいもつという。同じく燕市から鎚起銅器職人の大橋保隆さん。玉川堂で10年間修行して独立して主に受注生産を行っており、今回のためにiPhone用のカバーを製作した。
新潟市のセラピスト「Betty」は、10分1,000円でカードを使った神秘的なセラピー、同市の「ötana」は1,000円ぐらいからヘアアクセサリーを販売。長岡市の「SWEETLEAF」は持参した写真やその場で描いた絵を缶バッジにして小さいサイズで3個、大きいサイズで2個をそれぞれ500円で販売した。
このバザールでイメージしたのは、東南アジアの夜の市。夜の裏通りで酒を飲みながら露店をさまような怪しい雰囲気もあるのが魅力で、訪れたおとなたちは日常にない空間を楽しんでいた。