三条署は28日、教職員の財布から現金を盗むなどして2月に懲戒免職となった三条市内の前小学校校長を窃盗で書類送検した。
発表では、前小学校長の妙高市関山、無職男性(53)を窃盗の容疑者として新潟地検三条支部に書類送付した。
前校長は、平成22年8月上旬から平成24年1月中旬までの間、13回にわたって当時勤務していた三条市内の小学校とほかに1カ所で、同校教頭ほか教職員計7人の財布などから現金合計14万7,000円を盗み取った
同署では、4月18日に県教育委員会、4月25日に三条市教育委員会からそれぞれ告発状を受理した。2月から5月にかけて計11回、任意で取り調べを行った。動機については、住宅ローン、銀行や消費者ローンなどからの借り入れがあり、生活費に充てるためだったようだ。