燕市物流センター2、和平フレイズ(株)の和平稔夫社長は31日、4月に亡くなった同社会長、父寅夫さんの香典返しの代わりに300万円を燕市の社会福祉に役立ててほしいと同市に寄付した。
和平社長は寅夫さんと懇意にしていた燕市南1、(株)曙産業の大山治郎会長とともに午後2時半に市役所を訪れ、鈴木力市長に寄付を手渡した。
寅夫さんは、4月13日に87歳で死去した。燕市社会福祉協議会とつばめ福祉会で理事を務めたことから、和平社長はその遺志を継いで香典返しを両団体で使ってほしいと寄付した。
和平社長は今回の寄付に当たり、両団体に寄付したいと大山会長に相談した。寅夫さんの福祉関係の仕事は「友だちがやっていたのをお手伝いしてたわけです」と謙そん、大山会長は「産業界にもそうですが、福祉にも熱心な方でした」と話していた。