燕市はこれまで事業所を対象に募ってきた燕市夏まつりの協賛金をことし初めて個人からも募っており、市内7カ所に募金箱を設置している。
正面に「夏まつり協賛会」と書いた一辺30センチの木製の募金箱を製作し、燕市役所各庁舎と燕商工会議所、吉田、分水の商工会、道の駅国上に設置。寄せられた協賛金は、燕、吉田、分水の各地区の燕市夏まつりの運営や燕大花火大会の運営などに使う。
個人からも協賛金を募ることで、市民の夏まつりに対する関心を高めて盛り上げてもらうのもねらい。また、ことしの夏まつりでは、「燕はひとつプロジェクト」の一環で市内3地区の夏まつりの民謡踊りのふりつけを取り込んで制作した新しい「よさこい」の歌と踊りが各地区の夏まつりで披露される。花火大会では20万円以上の協賛金を納めると10万円につき1枚の花火観覧場に近い駐車場の優先駐車券をプレゼントするなど、新しい試みを用意している。