三条凧協会(近藤吉昭会長)と三条市は2、3の2日間、三条・燕総合グラウンドで三条凧(いか)合戦を行っており、初日3日は快晴のもと、広々としたグラウンドを舞台に次々と合戦を繰り広げた。
町内や同業者などでつくる20の凧組が参加。ことしも信濃川側と須頃小学校側をロープで仕切って赤白に分け、相手の凧組と上空で糸を絡めて合戦。2日間の合計得点を競っている。
正午までの最高気温は22.5度で、午前中は弱い北よりの風が吹き、青空をたくさんの六角凧が舞った。糸をからませたら合戦開始。「引け引け〜、糸見て引けっや!」、「ほら切れたろ!」と三条弁で指示や怒鳴り声が響き、揚げ師たちは大空を見上げて糸を巧みに操ったり、走ったりと忙しかった。
合戦会場のとなりのコートでは、ことしも自由凧広場として一般に開放しており、子ども用の凧も販売。ビニール製の凧で300円、自分で絵が描ける小さな白い六角凧は1,000円。
翌4日は、午前9時から開会式を行い、午前中は子ども凧合戦、小凧抽選会、優勝当てクイズなどを行う。10時半からアトラクションの和太鼓(きらきら保育園)と小学生の凧ばやし(一ノ木戸小学校)なども行う。合戦は午後1時から4時までで、2日間の合計得点を競う。