燕市大曲、特別養護老人ホーム「白ふじの里」(佐野一美園長)は3日、毎年恒例の第12回春の元気まつりを開いて施設を開放し、ふだんは同施設を利用していない近所の人などが訪れて職員やボランティアが用意したイベントを楽しんだ。
今回は「13年目を迎えた白ふじの里各事業所が力(パワー)を発揮します!」がテーマ。飲食の販売をはじめとしたさまざまなイベントを行ったが、それを支えたのは同施設でボランティア活動に取り組む地元のボランティア団体の力が大きい。
燕市給食ボランティアの会(竹野千恵子会長)は4つのブースでおにぎり、サンドイッチ、菓子パン、いなりずしなどを販売。レクリエーションに取り組む「元気会」(丸山ふみ子会長)はヨーヨー釣り。茶をふるまう表千家の「なごみ会」(相場カヅ子会長)は「茶室藤の香」で抹茶と菓子セットの販売。手芸などを教える「あやめ会」(住吉英子会長)は和小物の販売といった具合だ。
地元の仲町商店街からも4店が出店。近所のスリランカの人の出店や、喫茶コーナー、絵手紙の展示、着ぐるみの登場もあり、ふだんは静かな施設内ににぎやかな笑い声が響いていた。